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HCAアドバイザーコラム:FOOD TABLE in JAPAN 2020[1]

FOOD TABLE in JAPAN 2020 第15回こだわり食品フェア

2020年2月14日「こだわり食品フェア2020」に出店の食品事業者様へ2020年制度化されるHACCPへの取り組み状況について取材してまいりました。FOOD TABLE in JAPAN 2020は、「一般社団法人全国スーパーマーケット協会」「一般財団法人食品産業センター」「外食 FOOD TABLE 実行委員会」が主催するイベントです。食に関連する4つの専門展(スーパーマーケット・トレードショー、デリカセッション・トレードショー、外食FOOD TABLE、こだわり食品フェア)が合同で開催される、小売・中食・外食業界の垣根を越えた国内最大級の商談展示会です。
今回取材に伺った「こだわり食品フェア2020」は、地域の食材等にこだわった地域食品などの、情報発信および商談の場として開催されています。

 

ナチュラルファーミング合同会社様

ステンドグラスをイメージした華やかなブースに惹かれ、試飲させていただいた「オリーブリーフスパークリングロゼ」初めての味に感動しました。代表の稲田信忠様にお話を伺いました。オリーブで社会貢献をしたいという思いで商品開発を重ねて10年、2019年にはオリーブリーフパウダー含む3製品で雲仙ブランド認定を受けておられます。オリーブの実ではなく、葉に特化した商品づくりを行っています。主な取引先は物産協会や百貨店。長崎空港や駅の売店でも商品を販売しています。

 

安心・安全へのこだわり

徹底した無農薬にこだわり、有機JASも取得しました。一般財団法人日本食品分析センター、株式会社つくば分析センターなどの専門機関による200項目の残留農薬検査でも検出なしという結果を出しています。自社として農薬不使用を心がけるだけでなく、周囲からの農薬の飛来の影響を受けないように、農園でも工夫がなされています。
有機JASを取得したことにより、表示があることの安心性を実感されたナチュラルファーミング合同会社では、6月からのHACCP義務化の法施行に最初から対応できるよう資料を集めたり、長崎県の振興局、保健所ともに手引書などを用いながら導入を進めています。現在でもアゼルバイジャン、ベトナム、シンガポールや上海、香港など多数の海外展開を行っているナチュラルファーミング合同会社ですが、今後更なる海外進出のためにも、HACCPは欠かせないとのことでした。

 

取材先様 会社概要

会社名:ナチュラルファーミング合同会社
代表者:稲田信忠
設立:2010年9月1日
事業内容:オリーブの栽培・加工・販売、健康用品・美容関連商品の開発・製造・販売
本社所在地:〒859-1106 長崎県雲仙市吾妻町大木場名109
URL:https://natural-farming.jimdofree.com/