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HCAアドバイザーコラム:FOOD TABLE in JAPAN 2020[2]
FOOD TABLE in JAPAN 2020 第15回こだわり食品フェア
2020年2月14日「こだわり食品フェア2020」に出店の食品事業者様へ2020年制度化されるHACCPへの取り組み状況について取材してまいりました。FOOD TABLE in JAPAN 2020は、「一般社団法人全国スーパーマーケット協会」「一般財団法人食品産業センター」「外食 FOOD TABLE 実行委員会」が主催するイベントです。食に関連する4つの専門展(スーパーマーケット・
今回取材に伺った「こだわり食品フェア2020」は、地域の食材等にこだわった地域食品などの、情報発信および商談の場として開催されています。
株式会社籠谷様
兵庫県エリアに入ってすぐ「FSSC22000認証取得」の文字を発見、即座に取材依頼をさせていただきました。大正10年(1921年)創業、キッコーマン(株)高砂工場の指定商人として肥料の販売を始めた株式会社籠谷様。養鶏業、電気業と業種を拡大、現在では2つの養鶏場を経営されています。
主な取引先は、大手から地元までのスーパーマーケットやコンビニエンスストア。
消費者に向けて店頭に並ぶ商品やバックヤードで惣菜づくりに使われる商品が扱われています。
また最近では神戸の洋菓子店との加工前のたまごの取引が多く行われています。
本社、全工場でISO9001(2002/6/12)、FSSC22000(2015/6/17)、JGAP(2019/3/22)など様々な食品安全に関する認証を取得されています。
ハラール認証取得済み。2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックに向けて外国人上入れのファンド拡大、また企業としてランクアップができました。
食品安全基準導入のきっかけ、背景
食品安全基準の導入にいたったのは、食品の加工を行うようになったことがきっかけです。
もともと飼料の販売を行っていましたが、そこから、養鶏場を持ち、ニワトリの飼育や卵の販売も始めました。
卵の販売だけなら、そこまで安全基準が脅かされる心配はありません。
しかし、1999年からはボイルエッグ・サラダ・マヨネーズの生産が開始され、
この加工の段階で食品安全に対する意識が強くなり、3年後に籠谷初のISO9001認証を取得しました。
ISO9001認証取得に満足せず、これをスタートと考え、その他の認証も意欲的に取得しています。
食品安全基準導入のメリット
お客様に自信をもって商品提供ができる上に、食品安全基準が厳しい大手スーパーマーケットやコンビニにも商品納入が可能なため、商談できる場が多いそうです。
取材先様 会社概要
会社名:株式会社籠谷
代表者:代表取締役社長 栗原直樹
設立:1964年7月(創業1921年)
事業内容:飼料の販売、鶏卵の加工及び鶏卵加工食品の製造、電気設備工事の施工管理
本社所在地:〒676-0005 兵庫県高砂市荒井町御旅2丁目1番17号
URL:http://www.kagonet.co.jp/